【キャンペーン】iPhone連携の新カーナビ ARアプリケーションで製品をアピール>>富士通テン

富士通テン7/25」

カーナビゲーション・カーオーディオブランド「ECLIPSE(イクリプス)」を展開する富士通テンは、AR 機能搭載iPhone 用のアプリケーション「まる分かりイクリプス!」を公開した。ダウンロードはApp Storeから行え、価格は無料。「まる分かりイクリプス!」は、iPhoneと連携した新製品「AVN-F01i 」の発売を記念してつくられたアプリ。イメージキャラクターを務める上戸彩さんが登場する「上戸所長のAR道路標識占い」「新商品のプロモーションムービー」「ナビ装着イメージのシミュレーション」の三つのARコンテンツがまとめられている。「上戸所長のAR 道路標識占い」は、同社の広告やウェブサイトにあるイクリプスのブランドロゴにiPhoneをかざすと、上戸さんが当日の運勢を道路標識にちなんで占ってくれるというもの。新商品のプロモーションムービーでは、アプリとAVN-F01iを連動させた便利な使い方を紹介している。

そのほか、新設されたスペシャルウェブサイト「上戸彩のイクリプス未来ナビ研究所」(PC 版とスマートフォン版)では、ツイッターと連携した「未来のナビ・アイデア募集!キャンペーン」(第1弾)、「つながろう!地名しりとりキャンペーン」(第2段)も実施し、幅広いターゲットに対して新製品をアピールした。

富士通 コーポレートコミュニケーション部 田代和浩氏は「『iPhoneと連携して新しい楽しみを広げるカーナビ』という新ジャンルの製品を、親しみやすいキャラクターの上戸彩さんが出演するウェブムービーをフックに、より多くのお客さまに楽しみながら知っていただくような工夫をしました」と話す。

第1弾キャンペーンのアイデア投稿数は約2000 件。スペシャルウェブサイトへのアクセス数は、昨年秋にウェブムービーを配信した同サイトとの比較で約2倍、フォロワー数もキャンペーン実施前の5倍に増加したとのこと。第2弾は開始から10日で1万人が参加した。

田代氏は「当社としてはソーシャルメディアを活用した初の参加型キャンペーン。新商品の理解促進に向けて良いスタートがきれたのでは」と手応えを感じている。
キャンペーンサイト「上戸彩の未来ナビ研究所」のトップページ(PC版)。画面上の「実験室」からARアプリケーションを無料でダウンロードできる。




販促会議 2011年10月1日号 参照

【共同販促】ハウス食品が三重県、JAと共同販促 地産地消の夏カレーレシピを“定番”に>>ハウス食品

ハウス食品は、三重県、JA全農三重県本部と地産地消を促進する共同販促を開始した。地元の消費者に向け、特産の「三重モロヘイヤ」などの県産食材を使ったレシピ「三重モロヘイヤの夏カレー」を提案。県内にある五つの量販店、計90店舗で試食宣伝などの販促活動を展開している。

7月17日には、マックスバリュ津北店、イオン津店での試食宣伝に鈴木英敬県知事も来店。自身が先頭に立って県食材をアピールした。

売り場は、従来カレーを陳列している加工品売り場に加えて青果売り場にも拡大。店頭では、知事の顔写真入りレシピカードを設置している。

同社は、食料自給率アップを掲げる農林水産省の取り組み「FOOD ACTIONNIPPON 」に賛同し、自社のカレー製品を通じて国産食材の消費拡大と地産地消への取り組みを行っている。一方、三重県は地産地消の促進企画「地物一番」を続け、民間企業の自主的な参加を歓迎してきた。こうした背景から、同社からの申し出に、県、JA、流通が賛同し、今回の取り組みが実現した。 

同社は「地元のお役に立つのが目的です。その結果、県やJAとの信頼関係が強くなったり、自社製品の販売機会の拡大にもつながります」と話している。


7月17日、イオン津店での試食会に鈴木英敬三重県知事が参加。




実施期間>>2011年7月11日〜8月31日
実施場所>>三重県内(7月17日の店頭イベントは、マックスバリュ津北店、イオン ジャスコ津店の青果売り場で開催)
告知メディア>>同社のウェブサイト
ターゲット>>三重県内の一般消費者
目的>>地産地消の販促キャンペーンで地元野菜の消費を拡大させ、地元を応援する。


販促会議 2011年9月1日号 参照

【イベント】エヴァ×箱根×TOYOTA 自動車無関心層にアプローチ>>トヨタマーケティングジャパン

トヨタマーケティングジャパンは、人気アニメ『エヴァンゲリオン』と箱根町と共同で、「エヴァンゲリヲン×箱根町×TOYOTA 電力補完計画 節電推進Ver. in第3新東京市第壱中学校」を7月9日、10日の2日にわたり開催した。

このイベントは、トヨタ プリウスPHVが、「エヴァンゲリヲン新劇場版」の中で特務機関NERVの公用車に認定されたことを記念して開催されたもので、当初は3月に開催予定だったが地震のため中止となり、改めて「節電Ver. 」として開催された。

箱根町旧仙石原中学校に特設されたイベント会場では、プリオスPHVと特別仕様のNERVプリオス、EVAプリオス(2種)や同アニメのキャラクターフィギュアなどを展示。照明はトヨタ エスティマハイブリッドの発電機能を利用して電力を補給した。

「自動車無関心層へのアプローチがトヨタグループの課題の一つであり、従来のマス広告では捉えきれない層に向け、『エヴァンゲリオン』という強烈なコンテンツをフックとした施策を展開し、コアなファン層を起点にムーブメントを起こしていきたいと考えました」(同社 企画担当小川氏)。
 
会場は多くの人でにぎわい、2日間の来場者は約3200人にのぼった。


箱根町の旧中学校を主人公・碇シンジたちの通う「第3新東京市立第壱中学校」に見立てて再現。体験イベントや、AR機能付き「箱根補完ドライビングマップ」の無料配布なども行った。

実施機関>>2011年7月9日、7月10日
実施場所>>箱根町旧仙石原中学校
告知メディア>>ウェブサイト
ターゲット>>自動車無関心層
目的>>クルマへの興味関心の換気
制作会社>>JTB法人東京


販促会議 2011年9月1日号 参照

【キャンペーン】露出の多いAKB48を、これまでにない企画で露出し話題を広げる>>カゴメ

カゴメは、7月2日からの「野菜一日これ一本」の新CM放映に先駆け、6月28日に、ニワンゴが運営する「ニコニコ動画(原宿)」の「ニコニコ生放送」にて、AKB48野菜シスターズが登場する新キャンペーン番組を放送した。その意図としては、AKB48の露出が非常に多い状況の中でも話題を作ること、インターネット上で影響力を持つAKB48のファンをキャンペーンサイトにうまく誘導するためだったという。20分間の番組では、AKB48のメンバー4人が登場し即興CMなどの企画を実施した。

生放送中、視聴者数は約1万3000人にもおよんだ。また、番組の最後には、番組と同時にオープンした商品キャンペーンサイトのURLを掲出。放送終了後40分程度で、キャンペーンサイトは約6000UU(2万3000PV )を記録し、生放送視聴者の約半数をサイトへ誘導できたという




販促会議 2011年9月1日号 参照

【キャンペーン】新製品キャンペーンで被災地支援 渋谷に「キスマークアート」が出現

コーセーは、東日本大震災の被災地を応援するプロジェクト「ENERGY OFKISS 」の一環として、7月16日に発売された新製品ルージュ「エスプリーク メロウフォルミングルージュ」の発売を記念したキャンペーンを実施した。

同プロジェクトは“ 日本の女性をキスのちからで元気に”をキャッチフレーズに、7月1日から展開を始めたもの。キャンペーンでは、特設ウェブサイトとイベントによるプロモーションを行い、製品特徴を訴求するとともに、被災地への応援メッセージと義援金を募った。

特設ウェブサイト「MESSAGE WITHKISS 」には、7月末の募集期間までに多くのメッセージが寄せられた。エスプリーク メロウフォルミングルージュ20色のカラーから好きな色を選び、応援メッセージを投稿すると1投稿あたり10円が義援金にあてられという仕組み。

また、応援メッセージを投稿すると、ツイッター上でフォロワーのアイコンに同20色のカラーから選んだキスマークが付けられるアプリも用意した。「今回の新ルージュは豊富なカラー展開が特徴の一つ。特設ウェブサイトでメッセージを投稿する際に、表示されるメッセージの色を20色から選べたり、ツイッターでもキスマークを20色あるルージュから選べるようにしました」(同社 担当者)。

イベントは、7月29 日から31日までの3日間、渋谷の「SHIBUYA 10 9SQUARE 」で実施。ひと塗りでなめらかに密着する「新感触」という、同製品のもう一つの特徴を伝えるためのタッチ&トライを行うとともに、新ルージュを使用して専用シールにキスをし、用意されたボードに貼るという被災地応援の「キスマークアート」を制作した。

期間中、キスマークアートの参加者は約1600人。参加者には、8月21日発売の新ファンデーション「フォルミングビューティ パクトUV 」のサンプルがプレゼントされた。

同社は「東日本大震災に対して物資支援以外の試みとして今回のプロジェクトを立ち上げ、その枠組みの中で新製品のプロモーションを実施しました。女性に支えられている企業だからこそ女性を元気にしたいです」と話している。






販促会議 2011年10月1日号 参照

【店舗】電気を使わない自動ドア!「餃子の王将」店で導入開始>>王将フード サービス

「餃子の王将」を展開する王将フードサービスは、7月中旬より電気を使用しない自動ドアの導入を開始した。

この自動ドアは、福島県会津若松市の資材メーカー・有紀が開発した「オートドアゼロ」という商品で、踏み板を床下に埋め込み、板を踏むとテコの原理によってドアがゆっくりと開く。

王将フードサービスの環境問題対策室の担当者は、「仕組みが簡単で故障しにくく、故障しても簡単にお客さまが開閉できる、初期投資額が電動式と大差なく維持コストの増加がない、電気を使用しないため省エネにつながることが導入の大きな理由になった」と話す。さらに、メーカーの有紀が福島県の会社であることから、少しでも復興の寄与になればという思いも後押しした。

7月中下旬にオープンの大阪府の吹田春日店、石川県の金沢東店で導入が決定。新装・改装店舗中心に導入を増やしていく考えだ。