【キャンペーン】動物園のシロクマの気持ちも味わえる、クールで美味しいキャンペーン>>マクドナルド

夏の風物詩の一つとしてよくニュース映像に登場するのが、動物園のシロクマたちにプレゼントされる「氷漬けフルーツ」。色々な果物を中に取り込んで凍らせた氷のかたまりを差し入れ、氷そのものの冷たさを楽しんでもらったり、中の果物で涼と食欲の双方を満喫してもらおうという、粋なプレゼントである。見ている方もほほえましさと涼しさを覚えるものだが、今回紹介するのはそのシロクマ達の気分を味わえるという、少々変わっていて、しかも皆で楽しく参加でき、美味しいごほうびまで用意されている路上キャンペーンである。


これはカナダのマクドナルドが企画会社Cossetteと組み、アルバータ州のシルバン(Sylvan)湖付近にあるマクドナルド店舗のそばで行ったプロモーション。あらかじめ複数に分割しておいた氷にカナダの1ドル硬貨を埋め込んでおき、サプライズイベント的に空き地に来襲。そそくさと氷を組み立て、高さ7フィート(2.13メートル)・重さ8000ポンド(3.6トン)もの巨大な氷の彫像を創り上げてしまった。


氷の彫像には合計で4000枚もの1ドル硬貨によって、マクドナルドのトレードマークである「M」が形成され、誰が見てもマクドナルドのイベントであることが分かる。そして足元の台座には「Cool off with $1 Drinks」の文字が。要は冒頭のシロクマの話ではないが、氷を砕いたり溶かして中の硬貨を手にし、近所にあるマクドナルドでドリンクを頼んで涼を楽しんでもらおうという次第。

ちょっとした参加型イベントのような雰囲気となり、周囲には人だかりが。周りの人の目もあるので多数の硬貨を独り占めすることはできず、獲得に成功した人はその場を立ち去り、恐らくは多くの人が指示通りにマクドナルドに足を運び、ドリンクを手にすることになる。


「1ドル硬貨でドリンクをどうぞ」とのメッセージから察するに、近場のマクドナルドで提供しているドリンクも1杯1ドルなのだろう(日本の「サイズを問わず炭酸飲料が100円キャンペーン」と似たようなものだ)。単純に考えれば「お店でドリンク購入に使う保証も無いのに、現金4000ドルもばらまいて、さらに氷の彫刻代などで経費かけるくらいなら、素直にフリードリンクをその経費分(4000杯+α)配った方が、シンプルで良くないか?」という考え方もある。





Garbagenews 参照

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