【店舗】ギフトスタイルを明確に ラッピングカウンターをあえて大きく設置>>レイジースーザン 新宿ミロード店

白を基調にした内装に、アンティーク調度品を取り入れた新しい店舗は、雑誌『Casa BRUTUS』『ELLE DECOR』などで活躍するインテリアスタイリスト・長山智美氏と、「UT STORE HARAJUKU.」「TSUTAYA TOKYO ROPPONGI」の店舗デザインで知られる窪田茂氏が手掛けた。

タワー什器を使った商品陳列が中心だった以前と比べ、モチーフの違う什器・装飾、段組を変えた棚を使うことにより、ディスプレイの表現力を高め、回遊性の向上と、楽しんで商品を選べる雰囲気を創り出した。「レイジースーザンの他店舗と比べ、ギフト需要が高かった同店舗では、ギフトスタイルをより明確に打ち出しています」(同社 店舗統括部企画部長 秋山良裕氏)。

その新しいスタイルを象徴しているのは、レジ横にあるラッピングカウンター。選ぶ楽しみだけでなく、ラッピング自体も見て楽しんでもらおうと、あえて大きく設置した。また、その横には単価の低い小物類を並べ、買い上げ点数向上につながる工夫も行っている。

リニューアル後の来店客の反応は好評で、「商品が見やすくなった」「ギフトを贈りたくなった」などの具体的な声が聞かれているそうだ。また、同時期対比の売り上げも好調だという。

青山店がオープンしてから今年で30周年を迎える同社では、都内の他店舗でもリニューアルも進めていきたいとしている。秋山氏は「これからは、出店している立地・地域特性を踏まえた店づくりをしていきます。新宿ミロード店は、そのモデル店舗として、成長させていきたいです」と話す。



販促会議 2011年12月1日号 参照

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