【アプリケーション】スポーツグッズと連動した無料アプリの配信で購買意欲を刺激 体験イベントも開催>>ナイキジャパン

ナイキジャパンが、iPhoneとiPodtouch専用アプリケーション「NIKETRAINING CLUB(ナイキ トレーニングクラブ」をリニューアル。2月から“パーソナルトレーナー”の機能を備えた新アプリケーションとして、無料配信を開始した。

同アプリは、90種類以上の反復トレーニングを含む60種類以上のワークアウトができるプログラムを用意。ユーザーは目標とレベル(初級、中級、上級)、時間メニューを選び、自分に合ったトレーニングをカスタマイズすることができる。「 引き締まった体をつくりたい、健康的になりたい、と思う女性に向けて、個々人のレベルに合わせたフィットネストレーニングを提供しています。どこでも自分のパーソナルトレーナーがいるような感覚で、アドバイスや指導を受けながら自分の体を引き締めることができます」とナイキジャパン マーケティング本部PRチーム 鈴木優己氏は説明する。

ワークアウト時間が一定に達した場合にはシークレットエクササイズなどの特典を用意。またトレーニングを通して、人気女子プロテニスプレーヤーのマリア・シャラポワら著名人から励ましのメッセージをもらうことができるなど、気持ちに働きかける機能を搭載している。

同社は、1月に2種類のウィメンズトレーニングシューズ「ナイキフリーエブリデーFIT+」と「ナイキフリー TR FIT」を発売。新製品の販売に合わせて両シューズを取り入れたエクササイズやメソッドを提案していくキャンペーン「Free yourself」をスタートしている。

今回のアプリは、同キャンペーンと連動したものとなっており、双方を組み合わせた新しいトレーニング術「速締術(ソクシメノジュツ)」を提唱。この術を修得するためのリアルな「女子NIKE FREE道場」も開始した。この道場は毎週、恵比寿や代々木公園近くの会場で開催。参加者が多く、アプリの実用率が高いことがうかがえる。

同社は、女性を中心にランニングをはじめとしたスポーツが人気となっている中、トレーニングシューズなどのスポーツグッズと連動した無料アプリの配信で、商品の購買意欲を高めたいとしている。


販促会議 2011年12月1日号 参照

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