NTT都市開発 商業事業推進部 開発企画担当の岡本篤佳氏は「情報感度が高く、自らも情報を発信し続ける人たちに向けて施設の思いを端的に伝えることで、同じような価値観を持つ人たちに情報が広がっていくことを期待した」と今回の企画の意図を語る。
プロモーションにあたっては「9.16 晴レソラ」というキーワードを設定し、全体のクリエイティブイメージが「雨」から「晴れ」に変わっていくように構成。プロモーションの核となるウェブサイトには、インタラクティブ・ムービー「Tweet Rain Story」を公開。雨によって偶然に再会した男女によるストーリー仕立てにした。また、ユーザーがツイートし続けることで物語中に「雨」を降らせることができ、雨が降っている間だけ物語が進行、ツイートに応じて内容が変化するマルチエンディングストーリーとした。
オフライン展開としては、フリーペーパー『BOND』を制作して施設周辺でのサンプリングや新聞への挟み込みを実施。サンプリングではキーワードである「雨」にちなんで、レインコートを着たスタッフが登場し目を引いた。「Tweet Rain Story」には公開1週間で1万人以上のツイッター、フェイスブックユーザーが参加し、30を超えるウェブメディアやブログで紹介される結果となった。「『晴れ』『空』というキーワードから心地良さを感じてもらい、レソラ天神に訪れることで『同様の心地良さを感じてもらいたい』ということを伝えられた」と岡本氏は手応えをつかんでいる。
販促会議 2011年12月1日号 参照
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