【プロモーション】いつでもどこでもパソコンプロジェクト>>インテル

ターゲットの生活導線上のあらゆるポイントに広告投下 認知の拡大、購買意欲の向上に成果


半導体最大手、米インテルの日本法人は、高速データ通信WiMAX(ワイマックス)内蔵パソコンのキャンペーンを、ターゲットの導線上にあるメディアを使い大々的に行った。


11月中旬、昼の時間帯でにぎわう東京・丸ノ内の東京国際フォーラム付近で、奇妙な光景が見えられた。談笑しながら昼食を取っているビジネスパーソンの膝にはノートパソコンが置かれている。よくよく見ると、そのノートパソコンから昼食を口に運んでいるのだ。実はこれ、インテルが展開した「いつでもどこでもパソコンプロジェクト」キャンペーンの一環で、弁当箱のパッケージを広告メディアにしたもの。ミニノートパソコンを持ちーフにしたデザインで、ふたの裏側が広告となっている。


「ターゲットとなる20〜40代ビジネスパーソンの生活導線上に、あらゆる施策を配置しました。“ランチボックス型広告”もその一つです」、と話すのはインテル マーケティング本部ダイレクト・マーケティング部インターネット・プログラム・マネージャーの津乗学氏。単なる意外性だけでなく、商品の持つメッセージを効果的に伝えるため、適切な媒体をゼロからつくり出した。「開けたらすぐにインターネットに接続できるというメッセージを表現しました」(津乗氏)。


新聞・雑誌、交通・屋外広告(OOH)のほか、JR新宿駅、有楽町駅の駅前広場で開催された体験型イベント、インターネット広告など、ターゲットが1日に取る行動に沿って、徹底して接点を設けた。その中で、あえてテレビCMを打たなかったのは、「『WiMAX内蔵パソコンは屋外で使える』という商品コンセプトの伝達に最大限の効果を狙ったため」(津乗氏)。


購買意欲の向上、認知の拡大を目的に、約1ヶ月にわたって行った今回のキャンペーン。イベントでのアンケート結果からは、回答者の90%がWiMAX内蔵パソコンの購入意向を示し、84%が屋外でのパソコン使用を希望した。スマートフォンをはじめとするインターネット端末の登場がにぎわいを見せている中、屋外でのインターネットへの接続のしやすさをアピールし、利便性や認知度を高めることができた。


山手線と広島電鉄をジャック
通勤時、感夢中の移動時間で接触頻度の高いOOH広告を厚くした。写真はノートブックPC型の車内広告を展開した山手線。12月には広島電鉄でも同様の広告を実施。そのほか、品川駅自由通路にある44面のデジタルサイネージも使用した。
参加型イベントで商品認知と購買意欲を向上
WiMAX内蔵パソコンを実際に触って、モバイル・ブロードバンド体験ができるイベントを開催。WiMAX内蔵パソコンの実機に触れて体験できる「タッチ&トライ」コーナーのほか、参加者全員にプレゼントが贈られるゲーム大会、商品が当たる抽選会などを実施した。リアルに体験してもらうことで、購入意欲の換気に大きく貢献した。
異色の媒体で注目を集める
異色のランチボックス型広告。東京国際フォーラムのネオ屋台村をはじめ、丸ノ内、新宿の特定店舗で販売(1個390円〜500円)。キャンペーン期間中で用意した1万個は完売した。そのほか、カートランク広告や、ヒューマノイド広告など、新たにつくり出した媒体に注目が集まった。









販売期間>>2010年11月12日〜12月12日
ターゲット>>20〜40代ビジネスパーソン、パソコン購入希望者、モバイルPC利用者
手法>>新聞・雑誌、交通・屋外広告(OOH)、体験型イベント、インターネット広告など、ターゲットの生活導線上のあらゆるコンタクトポイントにメディアを配置。WiMAX内蔵パソコンの認知向上、ベネフィット理解獲得、購入意向喚起を目的とした。






広告会社>>電通[101-00612]※数字は当社ウェブサイト「日本の広告会社」(www.ad-navi.jp)の企業コードです。
制作会社>>ヴァンクラフト+アドビジョン[101-00461]+ミツエーリンクス[131-00328]+メディアコンシェルジュ[155-00141]


販促会議 2011年2月1日号 参照

0 件のコメント:

コメントを投稿