【新サービス】ワクワクする特設売り場を設置 店舗の売上向上に貢献

紀伊国屋書店は新宿南店3階に、「本屋のワクワクをお客様にお届けする」をコンセプトにした「@super_wakuwaku(スーパーワクワク)」という新しい棚を設置している。6月27日から展開しているこのコーナーでは、売れ筋ランキング、話題の本に加えて、従業員個人のお薦め書籍を陳列する「キノミナの棚」と、一つのテーマに対して三冊のお薦め本を従業員が紹介する「1テーマ3ブックス」を常設している。

同店では昨年来、電子書籍の普及が進む中、どんな対策を打ち出すべきか従業員にアンケートを実施した。そこで「従業員が楽しんでいることが伝わる店にしたい」という意見が目立ち、その結果決まったサービスコンセプトの一つが「スーパーワクワク」だった。

同店店長 野口敦郎氏は「従業員自身がワクワクしていないと本当の思いは伝えられないと考え、自分の商品展開のアイデアにワクワクしている従業員は、誰でも棚づくりに参加できる枠組みをつくりました。実際に企画立案のため、部門を超えた従来にない店内活性化が進み、売上も伸びています」と話している。


「キノミナ」というネーミングには「紀伊国屋書店新宿南店」と「紀伊国屋のみんな」という意味を込めた。7月の「本と本フェア」、8月の「本で旅する日本フェア」はともに好評を得た。




実施期間>>6月27日〜
実施場所>>紀伊国屋書店 新宿南店3階
告知メディア>>ウェブサイト、ツイッター、店頭POP
ターゲット>>既存の来店客、新規顧客
目的>>顧客満足度の向上


販促会議 2011年11月1日号 参照

【プロモーション】人気ポスターは4万5000「いいね!」開業プロモーションでフェイスブック連動型仮囲い>>ルミネ有楽町店








工事現場の仮囲いに貼られた20枚のポスターの前で、多くの通行人が興味深そうに足を止め、「いいね!」と書かれたボタンを押している光景が見られた。

これは8月21日からルミネが展開している「ルミネ有楽町店」の開業前のプロモーション、「フェイスブック連動仮囲い」だ。仮囲いに使用されているのは、人気フォトグラファーのレスリー・キー氏が、米ファッションブロガーの留美・ミーリーさんを有楽町や銀座周辺で撮影した広告ポスター。

各広告にフェイスブックのレコメンド機能「いいね!」ボタンを押すとルミネ有楽町店スペシャルサイトとフェイスブックと連動し、カウント数が反映される仕組みになっている。

同社 販売促進グループリーダーの丑田美奈子氏は「リアルとネットの連動で口コミの拡大を狙いました。ルミネから一方的に『開業します』というのではなく、口コミによって開業への期待感を高めることを目指しています」と話す。

「いいね!」ボタンが押される回数については、休日の差はなく、平均的に押されているという。9月上旬現在、最も多いポスターで4万5000回を記録しており、総数でも40万人を超えている。「仮囲いの前を通った多くの方がツイッターでもつぶやいており、そこからの口コミも広がっています」(丑田氏)。

グランドオープンは10月28日。9月15日には一斉に秋冬のスタイルングポスターに貼り替え、開業への期待感をさらに高めた。

同社は、「オープン後も同様に、顧客視点のコミュニケーションを展開していきたい」といている。
1.有楽町でされたポスター写真や、注目スポットなど日記形式で紹介している公式スペシャルサイト。「口コミが広がり、日数を経るにしたがってアクセス数も順調に伸びた」(丑田氏)という。

2.気に入ったポスターの「いいね!」ボタンを押す通行人。仮囲い前の通路は常に人が行き交う。人が押しているのを見て、周りの人も次々とボタンを押していく姿が見られた。フェイスブックのことを知らない人も多買ったようだ。
3.右端にある広告ポスターでは、コンセプトワードである「Otona?」の世界観を伝えた。ターゲットである20代後半〜30代男女に向けて、固定概念にとらわれていない大人像を考えるきっかけを与えている。

4.長さ約11メートル、高さ約3メートルのポスター群。各ポスターに「いいね!」ボタンと回数カウンターの表示ディスプレイが付いている。










実施場所>>ルミネ有楽町店
告知メディア>>特設ウェブサイト、フェイスブック


販促会議 2011年11月1日号 参照

【キャンペーン】オロナミンC300億本突破を記念 サンプリングでトライアルを獲得>>大塚製薬









大塚製薬は、炭酸栄養ドリンク「オロナミンCドリンク」が今年5月に国内累計販売本数300億本を記念して、7月1日から「オロナミンC元気差し入れプロジェクト」を展開している。


特設ウェブサイトでは、元気になる言葉や画像が掲載されている「元気になるソーシャルペーパー」、ツイッターを活用して元気を贈りたいフォロワーに“元気のコトバ”を届ける「元気バトン」などのコンテンツを用意。


一方、リアルの施策では、オロナミンCの新キャラクター、嵐の櫻井翔さんがプリントされた「元気差し入れバス」が7月2日から全国キャラバンし、サンプリングやイベントを行った。「テレビCMで櫻井さんがオロナミンCを手渡している世界観を、現実でも体験してもらおうと大々的なサンプリングを行った」(同社 ニュートラシューティカルズ事業部製品部オロナミンC PMM 奥野誠司氏)という。


また、店頭施策として、1本の購入からでも応募できるマストバイ・キャンペーンも実施している。


「それぞれのプロモーション効果もあり、実施店舗だけではなく、コンビニエンスストア、自動販売機でも売上が順調に推移しています」(奥野氏)。
「元気差し入れバス」が訪れたイベント会場では、7000本のオロナミンCを配布。家族連れ中心にたくさんの人々でにぎわった。

Facebookページ











実施期間>>7月1日〜8月28日
実施場所>>首都圏・九州・中国・関西・東海・東北・北海道各エリア
告知メディア>>特設ウェブサイト、フェイスブック、ツイッター
ターゲット>>ファミリー層
目的>>オロナミンCを飲んで元気になってもらうとともに、トライアルを獲得する
広告会社>>アサツーディ・ケイ[101-00122]
制作会社>>オルタス、フロンティアインターナショナル[125-00050]





販促会議 2011年10月1日号 参照

【キャンペーン】「10,000円分の電子マネーが1,000名様に当たる!キャンペーン」>>ネスレ日本

懸賞の景品に“選べる”電子マネー

ネスレ日本は、10月1日より、モバイル限定で「10,000円分の電子マネーが1,000名様に当たる!キャンペーン」を開始した。


このキャンペーンは、缶コーヒー「ネスカフェ 香味焙煎」と「ネスカフェ エクセラ」5種類、計6商品に付いているシールを5枚分集めて応募すると、抽選で1000人に1万円分の電子マネーが当たるというもの。当選を知らせる「おめでとうございます!」が表示されると、E d y 、n a n a c oギフト、Suicaポイント、WAONポイントの4つの電子マネーから希望のものを選択することができる。


また、シリアルナンバーごとに「ネスカフェ×吉本興業デジタルコンテンツプレゼント」として、お笑い芸人が1本ずつ書き下ろしたネタの動画やゲームが楽しめるほか、待ち受け画像がもらえる特典も付いている。


ネスレ日本では、9月21日に、「ネスカフェ香味焙煎」を新発売。この新商品発売後、すぐにキャンペーンを展開させた理由について、同社の広報は次のように話す。


「缶コーヒーは、非計画購買商品です。そのため、新商品は試し買いされてから継続購入に至るかどうかがキーになります。そこで継続購入を促進するために、この企画を仕掛けました。夏に実施したQUOカード5000円分が当たるキャンペーンが好評だったため、今回は4社の電子マネーを一堂に会し、選択できるという手法をとりました。これは飲料業界では初の試みです。電子マネーと親和性の高い自動販売機での販促も視野に入れました。また芸人さんのコンテンツにより“貯める”楽しみも付加しました」


告知には、自動販売機での告知ステッカー、小売店では告知用スイングPOPを導入。開始後1カ月時点での応募は好調で、応募者は1本ずつ動画やゲームにアクセスしており、選べる電子マネーも4社に平均的に分かれているとのこと。年末に向かい、さらに応募の伸長と対象商品の販売増が期待されている。


販促会議 2011年1月1日号 参照

【デザイン】身近にあるモノが別の道具に見えてくるダイビングコースの広告

日常生活の中に溶け込み、背景と化し、普段は気にも留めない存在も、ほんの少し工夫を凝らすだけで人々の注目を集め、立派な広告媒体となることがある。例えば券売機を「人がかむ様子」に例えた【「歯は口ほどに物を言う」広告】や、吊皮をバイクのグリップやネクタイに模した【バーベル片手で持ち上げる!? シビレるつり革・手すり広告たち】が好例だ。今回紹介するのもそのような切り口を用いたプロモーション。場所は限定されるがシンプルで分かりやすく、そして「そういえばそのようにも見える」と目に留めた人を納得させるだけの説得力を持つ発想によるものである。


これはブラジルの【全国工業関係職業訓練機関(SENAI:SERVICO NACIONAL DE APRENDIZAGEM INDUSTRIAL))】が、ダイビングコースを開設した際に、その公知のために行ったプロモーション。商店街など人通りの多い場所に配された消火器の下地部分に、ダイバーの影絵を描いている。そしてそのダイバーの泡の部分にはポルトガル語で「SENAIによるプロのダイビングコースですヨ」という勧誘のメッセージ。

普段視界に入るばかりで気にも留めない「消火器」を「ダイバーの酸素ボンベ」になぞらえることで、見る人に注意を払わせるようにし、「なるほど」感と共に深い印象を与えることができる。確かに形は非常によく似ている。

元々消火器が配されていた壁全体を塗るわけにはいかないので、逆にダイバーの影自身を海(を想像させる濃い青)色で描いている。これにより、海中で泳ぐダイバーの姿を想像させるのも巧みなアイディア。



建造物の所有者の許可が必要なのはもちろんだが、わざわざポスターを貼る場所を探す必要も無く、立体的な演出を見せることができる。さらには防災面でも、消火器の場所をあらためて多くの人に認知させるという、嬉しいオマケ的効果まで得ることが出来る。非常に賢いやり方として、称賛に値する手法といえよう。
商店街などの壁などに配された消火器がダイバーの酸素ボンベに早変わり


Garbagenews 参照

【キャンペーン】過酷な困難に立ち向かえ「GO FORTH」>>リーバイ・ストラウ ス ジャパン

リーバイスは8月9日、世界24ヵ国で一斉に、「リーバイス」ブランドのキャンペーン「GO FORTH」を開始した。サンフランシスコ、ブリュッセル、バンガロー、香港、東京の世界5都市にデザインハブを設けるなど、グローバル体制の推進を機に実施。ブランドの背景となる開拓者精神を込めたメッセージの周知を知る。


グローバルトームを結成して議論


1873年の設立以降、138年の歴史の中で、ブランドとしては初の世界24カ所キャンペーンとなる今回、ワイデン+ケネディ(W+K)ポーランドを中心に、アムステルダム、東京、上海の各オフィスからクリエイターが集まったグローバルチームが結成された。日本版での広告では、東京オフィスの志伯健太郎氏がコピーを手がけた。「GO FORTH」は2009年にアメリカで始めたキャンペーン。聖書の一筋にも登場する文言で、「前へ進む」「出発する」ろいった意味を持つ。ジーンズとゆかりの深い開拓時代の精神を背景に、「目の前の苦難、低迷する社会情勢に立ち向かえ」といったメッセージを打ち出し、よりよい世界を作り上げようとしているパイオニアを称えようとするものだ。


今回は、リーバイスのグローバル体制推進を機に、世界での同社の存在感を高めるため24ヵ所で同様のメッセージを発信する。Facebookを起点に、一部の国ではテレビCMを放映。日本ではオンライン動画を配信するほか、ファッション誌や一部のカルチャー誌、Web媒体に広告を出稿。CMの演出に携わったのは、これまでナイキなどのテレビCMを多く手がけ、ドイツで映像作家、アーティストとしても活躍するラルフ・シュマーベルク氏。


企画が立ち上がったのは、2010年12月頃だった。オランダ、日本、中国の各オフィスのクリエーターにW+Kポーランドへ集合するように収集がかかったのだ。アムステルダムから3人、東京と上海からはそれぞれ2人が集い、現地クリエイター20人ほどが合流して、グローバルチームが結成された。


「GO FORTH」のブランドメッセージを踏まえて。各国でどのような表現を行えば世界全体に「リーバイス」が伝えたいことが届くのか。900平方メートルの広さを持つ会議室に集まった約30人のクリエイターたちは、切り取り式の大判メモをちぎってはアイデアを書き付け、壁に貼るという作業を永遠と繰り返した。それを時折、同社のクリエイティブディレクターが確認し、不十分なアイデアは、容赦なく廃棄されたという。


「次々とアイデアを出していくのは、相当にキツいものでしたが、半面楽しくて、エキサイティングな取り組みでした。どこか合宿のような感覚も覚えました」と志伯さんは振り返る。


プレゼンテーションは2月。その後企画を進めていく最中で起きたのが東日本大震災だった。当初のコピーはやや過激な内要で、このままでは、被災した日本人の心情に合わないおそれがあったため、志伯さんは急きょコピーを書き換えた。企画スタート時にはチュニジアで「ジャスミン革命」が、キャンペーン開始直前には、「ロンドン暴動」や「アラブの春」がぼっ発。世界の情勢は、「困難に立ち向かおう」というメッセージがあまりにマッチしていた。
ブランドマントラ
日本語で表したブランドマントラも志伯さんが手がけた。
末文の「迷わず、踏み出せ。」が「GO FORTH」とリンクする。

テレビCM「Legacy」篇
全編を通じてアメリカ人作家で詩人のチャールズ・ブコウスキーの「The laughing Heart」が音読される。「You life is your life.」で始まる同作を、志伯さんは内省的な日本人の気質に合わせ「自分の人生は自分のものだ」と翻訳した。



企画製作>>widen+Kennedy PORTLAND+@radical.media


ブレーン 2011年11月1日号 参照

【アプリケーション】飲酒運転を防止するビール会社のゲームアプリ

面積の大きなタッチパネル方式の画面、GPSの採用、マップデータとのリンク。スマートフォンで導入された、あるいは大いに性能アップした機能だが、これらの連携で利用者の現在位置と連動する形で、多種多様なサービスがアプリケーションとして提供されるようになった。今回紹介するのもその一つで、緑のシンボルカラーと、赤地に白抜きのカギ付き紋章ロゴが特徴的なドイツのビールメーカー「BECK'S」が提供する、飲酒運転を防止するためのiOS・Android向けアプリケーションである。


これはセルビアで「BECK'S」によって展開されたプロモーションの一環で、ゲーム性のあるアプリとGPS、タクシー会社の配車データとのリンクを上手く採り込んだ、飲酒運転防止用のアプリ。ビールを提供する「BECK'S」では当然、利用者に飲酒運転を避けて欲しい。そこで「これくらいの酔いなら運転など問題ない」と気が大きくなりがちなドライバーの挑戦心をくすぐる形で、今件アプリを提供した。

コンセプトとしては「『酔い』と『カギ』の関連性で皆に良く知られているのは2つ」「一つは酔っているとなかなかカギを自動車のカギ穴に納めにくいもの」「そしてもう一つはBECK'Sのロゴに使われている」。そこで「酔いのチェックにこの二つを兼ね合わせたアプリを提供してみてはどうか」というもの。



具体的には今件アプリをダウンロードして起動すると、スマートフォンのGPSによって現在位置が測定され、適切な場所にいるタクシーが選択できる。タクシーを選択したら、ゲームスタート。あちこちに動き回るBECK'Sの紋章部分(ベース部分)に上手く合わさるよう、カギマークをタッチパネルを指で押さえて移動させていく。


酔っている人がこのアプリを起動させなければ、何の役にも立たないのが弱点。しかし酔っている人ほど「自分は酔っていない」と自負し、それを自他共に認めるべく、色々な行動を取るもの。今件アプリもまた「自分自身に『酔っていない!』と強がる泥酔者の心理」をうまくついたものといえる。

当然日本ではこのアプリのコンセプトはそのままでは通用しない(アプリのゲームをクリアしても、日本の法令上、違法な飲酒運転として判断されるアルコール摂取をしている可能性は多分にある)。酔っている人の行動傾向と心理を巧みについた、面白い発想のアプリとして認識しておきたいところだ。





Garbagenews 参照

【デザイン】安価に相手へ深い印象を与える名刺

名刺は初対面の人に自分の名前や所属企業などを「他人よりも良く」覚えてもらうための「メッセンジャー」「外交官」であるため、奇抜なアイディアが盛り込まれることが多々ある。【ひと目でどの分野の専門家かが分かる名刺】のように業態をすぐに覚えてもらえるようなものから、【「この人はデキる」と思わせる名刺たち】や【自社商品の特性を実体験で知ってもらえる名刺】のように別の造形に変化してしまうものも見受けられる。今回紹介するのは「名刺としての役割を果たし」、しかも「低予算」で「相手に強い印象を与える」という、一見すると無茶難題ぶりの要求を見事にクリアした名刺であるメモパッドの色は通常黄色が多いが、これは元々注意をひきつけるためのカラーリングであり、「相手に深い印象を与える必要がある」名刺にとっては好都合な色となる(ちなみに黄色は「注意」の他に「インパクト」「暖かさ」というイメージもあるため、まさに名刺向けの色といえる)。

もちろん裏面は無地なので、通常はごく普通のメモパッドとしても使用が可能。コストも極めて安く付き、相手に与える印象も強い。費用対効果という観点では最強の部類に入ると表現しても過言では無く、受け取った人も「この代理店は発想力に長け、コスト意識が高い」という認識を示すに違いない。

今件は「発想力・インパクト・安価」という観点から「メモパッドに一工夫加えて名刺の役割を果たした」わけだが、このアイディアはそのまま個人やサークル活動などでも応用が利くもの。付せんにオリジナルのデザインを展開できるサービスはいくつか見受けられるので、それを活用したり、あるいは一から自作してみるのもありかもしれない。

イスラエルの広告代理店Kuduが展開した、プロモーションを兼ねた自社の名刺。自社がいかに「低コストで効果的な広報展開を成し遂げる発想力を持っているか」をアピールするため、「オリジナリティに富んだ」「印象深く相手に覚えてもらえるような」「そして何よりも安価で」名刺を創るという課題への回答作。

一見すると数センチ(分離した部分は「通常サイズの名刺と同じ」とあるので、恐らくは90×90ミリ)四方の黄色いメモパッド。それを一枚上から剥がし、下半分のロゴマーク・QRコードが描かれている部分を分離すると、普通の名刺(45×90ミリ)に早変わりする。名刺を受け取る側は、Kuduの社員が目の前にメモパッドを出してきた際には頭に疑問符を浮かべ、下半分を切り取って残りの上半分を名刺として差し出す情景を見るに及び、「なるほど」感を得ながら手を差し出して受け取ってしまうという次第。


↑ 下半分は(恐らく)会社のロゴとメッセージ+URL。QRコードは文字化けのため、内容の判別は出来なかった(イスラエル語の模様)


Garbagenews 参照

【来店促進】ご当地アイドル誕生!? 店主や従業員参加型の来店促進で商店街を活性化

人気アイドルグループ「AKB48」を模した商店街の顔役たちが買い物客との距離を縮め、来店促進に一役買っている。


大阪の阪急高槻市駅とJR高槻駅の間に位置し、約100店舗が連なる高槻センター街では、商店街の店主や従業員で結成された高槻オールスターズ「TCG48(タカツキフォーティーエイト)」を紹介する垂れ幕が掲げられ、買い物客から注目を集めている。


同商店街のアーケード計4ヵ所にTCG48のメンバーが登場する4種類の大型販促垂れ幕を設置。そのうちの一つ、阪急高槻市駅側からからセンター街に入って最初に目に留まるのが「高槻戦隊ナイスガイ」の垂れ幕。センター街が目指す「ナイス街」をかけたネーミングで、12人の男性メンバーが“戦隊”の衣装を身にまとい、「自転車は降りようね!」などの「安心・安全のまちづくり」をアピールしている。


高槻センター街 販売促進部会理事 丸居雄二氏は「ほかにはない、高槻センター街ならではの元気さを発信できるものを、と考案しました。お客さまに商店主や店舗同士の交流の活性化につながればと着たいしています」と話す。
高槻センター街の商店主や従業員で結成した「TCG48」のメンバーによる販促ビジュアル。若い世代を中心に「面白い!」との声が多く寄せられているという。

実施期間>>7月1日〜10月31日
実施場所>>高槻センター街
告知メディア>>ウェブサイト、垂れ幕
ターゲット>>商店街の買い物客
目的>>商店街に楽しさを演出することによる来店促進
広告会社>>デザインキュー
制作会社>>大和写真工業


販促会議 2011年10月1日号 参照

【新店舗】団塊から女性へ 東京メトロが備をテーマにした売店をオープン>>東京メトロ

東京メトロは、丸ノ内線銀座駅と有楽町線有楽町駅の改札外のメトロス販売をリニューアルし、女性をターゲットに手軽な化粧品などを扱う売店「メトロスビューティー(METOR'S BEAUTY)」をオープンした。同売店のコンセプトは、「女性の美容・健康・ダイエット」で関連商品をそろえるほか、女性向けのお菓子やドリンク、日用品も販売している。


東京メトロは「従来の売店に多く見られる商品の平積みは避け、商品パッケージがより見えやすい陳列を心掛けました。駅売店という特性上、お客様の滞留時間が短いため、POPうを多く活用する、売れ筋商品を絞り込むなど、商品を選びやすいディスプレイになるよう工夫しました」と話している。


「話題性は高く、注目されています。パブリシティの反響が大きく、お客様からはピンク色の外観がかわいい、明るくなったなどのご意見をいただいています。」(東京メトロ)。


オープン当日からの2日間は、商品購入者のうち先着200名にバックハンガーをプレゼント。「ターゲットである働く女性に身近に利用されるものとしてバックハンガーを選定しました」と東京メトロ。メトロス売店で初めての試みとなるポイントカードも、2売店共通で設けた。
女性に親しみを持たれるよう店舗の外観はピンクを貴重とした。鏡を設置しているので、化粧直しもできる。

オープン日>>2010年11月25日
店舗所在>>丸ノ内線銀座駅西口改札付近(改札外)、有楽町線有楽町駅銀座口付近(改札外)
ターゲット>>東京メトロを利用する20〜40代の働く女性
目的>>売店のメインユーザーであった団塊世代の利用が減少方向であることに伴い、新たなメインユーザーとして女性客を獲得する。
制作会社>>ハル・アド


販促会議 2011年2月1日号 参照