毎年恒例のクリスマス用店頭ポスターやカタログ、ウェブサイトを、「サプライズ」をキーワードにARの新技術と連動させた。
キャンペーンはいなくなったサンタを探すという参加型の企画。ARアプリ「どこでもAR」を使いiPhoneカメラの画像にARのサンタキャラクターを重ねると、画像上に踊るサンタが現れる。
iPhone用アプリ「iButterfly」では、店舗内外で画面に現れるサンタを補えることでプレゼントに応募できる。応募パスワードは店頭に掲示した。ツイッターの特設アカウントによる話題性の拡大も図っており、フォロワーは開始から1週間で1000人を超えた。
同社の営業企画部販売測深部宣伝企画担当の羽下由佳氏は「店の外でサンタを見たお客さまもパスワードを見に来店する仕掛け。話題づくりだけに終わらない店頭誘引導線としての企画です」と話す。新しい手法によって話題をつくり、普段は来店しない若い世代が来店するきっかけとなることが狙いだ。
ARアプリ「どこでもAR」をインストールしてiPhoneをかざすと、駐車場からいなくなったはずのサンタクロースの動画が表示される。
販売期間>>11月23日〜12月25日、応募によるプレゼントキャンペーンは11月23日〜12月19日
告知メディア>>ポスター、カタログ、ウェブサイト、モバイル、ツイッター、折込チラシ、雑誌
ターゲット>>20〜40代の男女
目的>>iPhone用ARアプリや一般携帯用画像認識システムなど、革新性あるインタラクティブメディアを活用した顧客参加型キャンペーンによる話題の最大化。店頭で入手できるパスワードを使用したプレゼントキャンペーンによる店頭誘引。
広告会社>>電通
制作会社>>電通テック、コンセプト、アナライズ、WATCH
販促会議 2011年2月1日号 参照
 
 
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