キリンビバレッジは7日、主力コーヒー「ファイア」を27日から順次、リニューアルすると発表した。これを機に、主に20代向けはペットボトル、30~40代には缶と、ターゲットとする世代を明確に分け、テレビCMなど広告の内容も変える。
刷新するのは、ペットボトルの「ネオ」と缶の「挽きたて」シリーズ。希望小売価格(税抜き)はこれまでと同じで、缶が115円、ペットボトルが130円に設定した。挽きたてに関しては、新たに無糖の「ブラック」を発売して、品ぞろえを拡充する。
もともと缶コーヒーは、30~40代の男性が主なターゲット。若い世代や女性の取り込みが課題となっていた。
これを受け、キリンビバレッジは今年の春、ペットボトルタイプのネオを発売。ペットボトルと缶の両方で異なる味わいを取り入れた。この結果、「女性や若い人にアピールできるようになった」としており、缶との二本立てによる戦略をさらに強化する方針だ。
キリンビバレッジがリニューアル発売するコーヒー「ファイア」のペットボトルと缶。
幅広い世代の取り込みをはかる。
sankeiBiz 参照
 
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