今回、サンプルと一緒に配られたのが、温度によって絵柄が変化するサーモラベルを使ったオリジナルの「宝くじ」。ボディソープの使用シーンであるお風呂場で当選を確認してもらうことで、サンプルをより確実に使ってもらうことが狙いだ。
この企画についてユニリーバ・ジャパン アックスブランド担当の竹下公一朗氏は「発売時に実施したサンプリングの使用率は約半数。サンプルを使用しなかった理由として最も多かったのが『もらったのを忘れていた』という回答だった。サンプル利用者の購入意向は高かったので、使用率を高めるために、今回はより印象的にサンプルを渡し、使用シーンに誘導する企画にした」と話す。また商品への安心感を高めるために「100万本突破記念」として、売れている商品であることをアピールした。
また、宝くじの特賞を「グラビアアイドルと一緒にお風呂に入れる権利」とすることでPR効果も高めた。サンプリングに先立って行われたプレス発表会には、グラビアアイドル3人が出席。会場には焼く50のメディアが集まり、招待したブロガーによる記事も数多く投稿された。「ウェブからのサンプル申込みも先着1000名が5日間で集まるなど、予想以上。自宅でサンプルを取り出す今回の仕掛けによって、使用率が向上したのかをしっかり検証し、さらに次へとつなげたい」(竹下氏)。
全国5都市で行われたサンプリングでは、バスローブ姿の女性がサンプルを手渡した。
販売期間>>記者発表11月16日、サンプリング11月18〜27日
販売場所>>東京、北海道、福岡。大阪、名古屋(街頭サンプリング)、アックスウェブサイト
告知メディア>>アックスのウェブサイト、PR、人気ブログ、人気ツイッターユーザー
ターゲット>>19〜29歳の男性
目的>>アックス ボディソープの“売れている感”を演出し、商品への安心感を高める。また、商品サンプルの使用率を高めること。
広告会社>>ADK
PR会社>>アンティル、キャッチボール
ウェブ制作会社>>バスキュール
販促会議 2011年2月1日号 参照


 
 
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